月と緑

わたしの日記

父が悲しそうで、私もつらかった日のこと

昨日は、家族四人で祖母のお見舞いに行ってきました。父の、母。

私と同じ干支で、鹿児島の生まれで、そんなに会話を交わしたことはないけれど、いつも「〇〇ちゃん」と温かく迎え入れてくれて、いつも美味しいちらし寿司をこしらえてくれていたおばあちゃん。

もう目も見えず、耳も聞こえず、口から食事をすることができない状態なので、点滴が繋がっていた。母や、妹は、「おばあちゃん、来たよ。」と、大きめの声で話しかけていた。私は、できなくって、手を握ることで精いっぱいだった。爪の先まできれいで柔らかい手だった。涙が出るのか、目ヤニや口周りのたんの塊を、妹がティッシュで拭ってあげていた。

父は、やさしい声で「母さん、また来るから。」と、何度も話しかけていた。目頭をハンカチで抑えながら、何度か、話しかけていた。もうすぐ、別れが来ること、私はこらえきれないものがあって、涙を我慢したら、代わりにマスクの下で鼻水をおさえていた。目と鼻は繋がっている。

 

ここに、何でも書けるブログがあってよかった。自分の字で書くと、ふにゃふにゃしてて読みづらいし、タイピングするほうが楽です。

 

ずっと悪かった天気も、少しずつ晴れの日が増えてきて嬉しい。

来週は母の還暦祝いで、ディナーに行ってきます。贈り物の絵を描きました。そのラッピング用品でも見に行ってこようかな。行ってきます。